歯医者さんはなんで頭にCDつけてるの？

以前お子様から「なんで歯医者さんは頭にCD付けるの？」という言葉を聞いたことがあります。

実際に歯科医院にいて聞いた言葉ではなく絵本などを読んでいるときの言葉です。

 

はじめは何のことを言っているのかさっぱりわかりませんでしたが、病院内にかかっているBGMのことだろうと思っていました。

しかし、イラストを見てお子様の言葉が理解できました。

 

歯科治療は非常に細かな作業になります。

単位でいうとμm（マイクロメートル）の世界の治療を行っています。

 

μm（マイクロメートル）とはどのぐらいかというと

1m（メートル）の1000分の1を1ｍｍ（ミリメートル）

1ｍｍ（ミリメートル）の1000分の1を1μm（マイクロメートル）

と表しています。

 

さすがに1μmレベルでの治療ではありませんが、10μm（0.01㎜）や100μm（0.1㎜）レベルの治療には裸眼では対応できないのです。

 

またお口の中は通常真っ暗でライトをつけないと見えません。

診療台についているライトもありますが、治療している人がお口の中を覗き込んでいくとその光もさえぎられるために拡大鏡にライトをつけてお口の中を照らしています。

 

トンネルなどの暗闇を歩くときに使うようなヘッドライトと同じような原理ですね。

 

 

歯医者さんでは細かな作業を行っています。

当院でも拡大鏡を使用して治療を行っておりますので、是非一度当院でご相談ください。