妙典歯科Nクリニック

徐々に進行する根尖病巣

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徐々に進行する根尖病巣

徐々に進行する根尖病巣

2023/12/15

こんにちは!

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

今回は知らず知らずのうちに進行している根尖病巣についてご説明いたします。

 

パノラマレントゲン写真

口全体を移すことが可能なレントゲン写真

まず根尖病巣とは何なのでしょうか。

それは、文字通り歯の根っこの先にできる病気の塊です。歯の神経が壊死し歯の中に菌が増殖していくと歯の中のみでは収まらず、歯の根っこの先に膿を貯めていくことによってできるのが根尖病巣です。

パノラマレントゲン写真は初診時に撮影した画像で約1年前の画像になります。

この当時の画像ではあまり、根尖部に病巣を疑うような像はみとめられません。患者様も症状は全くありませんでした。

 

デンタルレントゲン写真

歯の部分的なレントゲン写真

数か月前に少し違和感が出てきたということで部分的なレントゲン写真を撮影しました。向かって右から2番目の歯の根っこの先に米粒ぐらいの黒い影があります。しかし、患者様は一番奥が違和感がありそうとのことでした。違和感は日常生活に異常がない程度でしたので、一時的な違和感や歯肉炎などの可能性もあるため周囲を清掃して1週間程度様子をみることにしました。

1週間後、違和感もなくなったので受診しなくてもいいですか?とのことでしたのでそのまま次回のメンテナンスまで様子を見ましょうという流れになりました。

CT画像

3次元的に見るレントゲン画像

それから約1か月、何もしてなくても痛みが出てきたとのことでしたので以前撮影しているレントゲン写真よりもより精密な情報を得るためにCT撮影をおこないました。見るとやはり一番奥の歯の根っこの先に黒い像が現れていました。前回撮影した部分的なデンタルエックス写真では確認できなかった根尖病巣が見つかりました。おそらく前回の撮影時にも根尖病巣はあったのだと思いますが、デンタルレントゲン写真は平面的なレントゲン写真のためにうまく写らなかったのです。

ここでなぜ始めからCT撮影をしなかったのかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。CT撮影では高性能な画像が得られるのが利点ですが、欠点はデンタルエックス線よりも被ばく量が多くなるということがあります。まずは低線量で分かるかどうか確認し低線量でもわからない場合に高線量で撮影し細部を確認する方が被爆リスクは低くなるためにこのような方法をとっています。

 

1年前ではレントゲン写真に写らなかったものも症状なく次第に大きくなるために、定期的に歯医者さんに受診することをオススメします。

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妙典歯科Nクリニック
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