虫歯といわれてショック！！

こんにちは！

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

 

当院では歯科検診として受診される患者さまが多くいらっしゃいます。

特に地域柄、引っ越しする方もされるかたも多くいらっしゃり、いわゆる転勤族が多い印象です。

転勤族となるとやはり、かかりつけの歯医者さんを探すのも苦労しますよね。

当院は立地に恵まれており、転勤族の方でも比較的利用しやすい駅前に診療所を構えております。

引っ越し後の歯医者をどうしようかと悩まれている場合には是非当院をご利用ください。

 

さて、痛いから歯医者に行くといった状態になる前にお口のケアを気にされている、お口の中に対する健康意識の高い患者様が多いことは当院にとっても非常にうれしい限りです。しかし、新たな虫歯が見つかってしまった時は皆さん残念がられます。

 

しかしなぜ、定期的にクリーニングをしていても気づかない虫歯ができることがあるのでしょう。

それはいくつかの原因が考えられます。

 

・歯医者さんにまかせっきりになっている。

・歯並びによって磨き残しができやすい。

・唾液が弱い。または少ない。

・歯磨きのタイミングが悪い。

 

一つは歯医者さんに定期的にかかっているから虫歯ができないだろうと思い込んでしまい、普段の歯磨きをおろそかにしてしまっていることです。たしかに歯医者さんに通っている人とそうではない人を比較すると歯医者に定期的にかかっていない人の方が虫歯のリスクは高いです。しかしその情報を鵜呑みにしてしまい、歯磨きを怠ることは逆に虫歯のリスクを上昇させてしまいます。なぜなら歯磨きは1日2-4回行うことが基本とされ、歯医者への定期健診は数か月に1度です。極端な話、数か月歯磨きをしていない場合どうなるか想像つくかと思います。歯医者さんでは毎日2-4回の歯磨きをしても残ってしまう汚れを追加で除去し、歯磨きのアドバイスを聞く程度の感覚でなければなりません。

 

また、歯磨きによる磨き残しも原因の一つです。磨き残しは共通して起こりやすい部位があります。それは歯と歯の間です。他にも歯の噛む面の溝の細かな部分や歯と歯茎の境目もそうですが、歯と歯の間の磨き残しから虫歯になることが非常に多いです。どうしても歯と歯の間はスペースが狭く普通の歯ブラシだけでは磨き残しになります。デンタルフロスや歯間ブラシを用いて歯と歯の間は掃除を行う必要があります。また共通することではなく歯並びや磨き方の癖など各個人によってそれぞれの違いがあります。歯医者さんに定期的にかかることによってその癖を見つけ出し改善していくことができますし、歯並びの改善を行うことも選択肢の一つでしょう。

 

唾液には実はいろいろな作用があります。よく知られているのは消化作用です。食べ物を消化するための消化酵素が含まれていてよく噛んで唾液と混ぜることにより栄養を上手に摂取することができます。他にも潤滑作用や抗菌作用などがあり、唾液によって汚れが流されて分解されるのですが唾液量が少なかったり、唾液の成分が弱かったりすると虫歯になりやすい状態になります。

 

歯磨きのタイミングも重要です。汚れがないときに歯磨きを複数回行っても意味がないように、細菌が増殖する前に数を減らしておく必要があります。歯磨きで虫歯菌や歯周病菌をゼロにすることは不可能です。そのためいかに数を増やさないで健康的になるかが重要です。もし歯磨きが1日1回しかできないのであれば一番行うべきタイミングは夜寝る前のタイミングです。睡眠時は先ほどもお伝えした唾液の量が少なくなるタイミングです。そのため、細菌は増殖しやすいのが夜。朝起きて口臭が……なんてこともあるでしょう。それは夜寝ている間に細菌が増殖しているためです。次に行ってほしいのは朝の起床時です。細菌数を減らすのに非常に有効です。また食事を絡めていくと、食事の残りかすが細菌のエサになるために食後の歯磨きが有効です。常にダラダラと食事や間食を行っていると細菌にエサを与え続けているのと同様の効果になってしまうために食後30分程度で歯磨きを行うことが理想といえます。