こんにちは！

千葉県市川市の妙典駅前にある妙典歯科Nクリニックです。

中心結節という歯の形態はご存じでしょうか。

小臼歯と呼ばれる歯の噛む面によく現れる突起のことを中心結節と呼びます。

全員にある突起ではなく歯の奇形に含まれるものです。

最初の写真ではその中心結節が折れてしまっている状態です。

ただ歯の表面が欠けるだけならばそこまで大きな問題とはならないのですが、中心結節の破折は内部の構造に少し問題があります。

イラストの通り、歯の神経が折れる部位まで来ているために折れたらすぐに神経が露出してしまうのです。

神経がお口の中にいる菌によって浸食され神経の痛みをおこしたり、知らず知らずのうちに神経が壊死していくのです。

歯の根っこが完成する前に神経が壊死することも多くレントゲン写真で壊死が発覚することもあります。

今回は壊死する前に痛みが出てきたため根の治療を行いました。幸い根の先端は完成していたため通常通りの治療法で詰め物を行い

中心結節の無い自然な形への修復を行いました。

今回のように虫歯のない歯であっても神経を取らざるを得ない状態になることもありますので歯科医院への定期的な通院は必要です。

妙典歯科Nクリニックでは歯科に対する意識の高い患者さまに通院いただくことが多く定期健診の割合が多いです。予防や早期治療に特化しておりますので是非ご相談ください。