こんにちは！

妙典歯科Nクリニックです。

歯が黒くなっているので診てほしいという方がいらっしゃいますが、歯が黒くなっていても虫歯ではないことも多々あります。

『虫歯は黒い』　というイメージがありますが実際には黒や茶色いことが多いです。

また白濁で白くなっていることもあります。

歯の表面が虫歯の細菌によって溶かされ始めると歯の結晶構造が乱れてまずは白く濁るのです。

その後にだんだんと茶色から黒へと変化していきます。

また他の原因で黒くなるのは、茶渋やたばこのヤニ、コーヒー、カレー等の着色や沈着物によるものです。

お口の中全体で歯が黒くなっているようであればこういったものが原因である可能性が高いです。

ではどのようにすればよいのでしょうか？

一番は原因の除去です。煙草を吸わない、コーヒー・お茶を飲まない、カレーを食べない。

これは無理がありますよね。あくまでも極論です。

当然私もコーヒーやお茶は飲みますし、カレーも食べます。

では他の方法で対処が必要になってきます。

まずは歯磨きです。歯磨きは毎日3回行う方が今は一番多いです。これが1回のみでは当然汚れがついている時間が長く沈着していきます。

歯磨きの仕方や1回の磨く時間も関係してきます。1本ずつの磨き方や15分以上が推奨されています。

それでも個人による歯磨きの限界があるため歯科医院にてクリーニングすることが効果的です。

歯科医院では、歯の歯石やプラークとよばれる食べかすをとったり歯面の研磨を保険治療内で一般的に行っています。

この保険治療ではスケーラーと呼ばれる超音波で振動させ汚れを落としていきます。またブラシによって歯面の研磨を行います。

それぞれ機械的な汚れの落とし方のため器具が当たらなければ汚れが落ちないため細かな溝や歯と歯の隙間には器具の大きさよりもちいさいため届かないことが多いです。

エアフローという粉を吹き付けて汚れを落とす方法があります。粉を吹き付けるため細かな部位へも粉が届きより汚れを落とすことが可能になりますが当院では保険診療外の治療としています。

その他に歯のホワイトニングにて歯を白さを向上させることも可能です。

当院ではさまざまなアプローチで歯を白くすることができますので是非一度ご相談ください。